色々なことが有り過ぎて対応し切れていない、社長の片山です。
10月の中国出張で胡瓜の事を書くのを忘れていました。
実は、中国から帰国後直ぐに大阪に3泊4日で出張に出ました。
次の週は、お得意先様が工場見学で2件来社されました。
その後も株主総会や会社の会議などがあり、茨城へ行って。
そして先週はフィリピンへ視察研修に行ってきました。
これだけ動いていると色々な事が忘却の彼方に飛んでいきます。
という事で中国の方を一旦終わらせたいと思います。

この胡瓜はトキワという種類の日本でよく見る生食にも合う品種です。
片山食品では「朝市しば漬」という製品に使っている胡瓜です。
片山食品は13から15cmのSSサイズを指定して栽培を依頼していますが、農家は反収を
上げる為に大きいサイズにしたがります。又、近年中国でも生食用に使われるようになり、
町のスーパーにも並ぶようになりました。
そんな関係で数量を確保することが難しくなり、価格も毎年大幅に上がってきました。
特に今年は農家が強気で、日本から種を供給して契約農家に配っているのですが、
工場に供給してくれません。隠れて高値でスーパーに流す農家が後を絶ちません。
そんなこんなで、結局去年よりも3割も片山食品の購入価格が高くなりました。
品質は良いのですが、このままでは製品価格に影響が出そうです。
ブログでボヤいても仕方ないのですが。

この胡瓜は四葉という種類で、漬物に加工するのに適した品種で、歯ごたえがあり
昔から漬物に使われてきました。
片山食品では「朝市しば漬」以外の胡瓜製品に使っています。
今年も四葉胡瓜は品質が良くて、漬かりも良く歯ごたえも最高になりそうです。
但し、原料価格はこちらは沙良に高くて5割アップになりました。
中国も生活水準が上がってきて、市販の漬物を食べるようになって来ています。
日本の漬物とは味付けや見た目は違いますが、朝食でよく食べられるようです。
民族系のホテルの朝食のバイキングでは大量に陳列されています。
そんな関係で中国の漬物屋さんが高値で買い付けているようで、日本のメーカーは
胡瓜の原料を買い負けています。今のような日本の流通で価格だと高品質で美味しい
胡瓜の漬物が食べられなくなってしまいそうです。
そうならないためにもこれから色々と手を尽くして生きたいと思います。
素材高の製品安。素材インフレの製品デフレ。
日本の食料自給率は39%で、中国依存が36%。
本当の意味の食料安全保障を国民一人一人が考える時に来ています。
今回は難しい話になってしまいました。